作業中に聞くBGMに関する記事が好きです。他の人はどんな音を好んで聞いているのかって、気になりませんか?
誰かのアイデアで自分のお気に入りサウンドが見つかったら、ラッキー!という感じです。
で、最近読んでいた記事の中で、カフェの音やピアノバー、波の音、雨の音をミキシングできるサイトを紹介しているものがありました。
その記事内で紹介されているサイトのBGMで、私が気になった音が「Coworker(同僚)」という音。
Coworkerという音を選択すると、パソコンのキーボードをたたく音が…。
あー、なるほど。と思ったわけですが、これが実に私には合っているようで、他人がタイピングしている音を聞くと、文章作成に集中しやすいんです。
それで、もっとタイピングを音を聞きたいと思い、YouTubeを検索したところ、意外とたくさんのタイピング音が見つかりました。
そして、そのほとんどのタイトルに書かれていたのが「ASMR」単語。
何だ?それ。
と思って、Googleで検索してみると、
Autonomous Sensory Meridian Response
の略らしい。
というか、よくわからない単語の羅列で、
Autonomous;Automatic(自動的な)の関連語かな?
Sensory;Sensorとか、感覚を意味する関連語っぽい?
Meridian;よくわからないけど、Meditation(瞑想)とかと関連あるのかしら?
Response;これだけ分かる!「反応」ですね!
という感じで…。
そこで一つ一つ調べてみました。
Autonomousというのは、「自主的な、主動的な」という意味らしい。
Sensoryは、「感覚の」「知覚の」という意味の形容詞。sensory nerves 「知覚神経」、a sensory organ 「感覚器官」という使い方をします。
Meridianは、「子午線(経線)(の)」という意味の名詞・形容詞です(Meditationとは関係がない)が、そのほかにも「絶頂(の)」「極点(の)」という意味もあるらしい。正午という意味のラテン語が語源。
Responseは、分かりやすく、「反応」とか「応答」「回答」という意味ですね。日本語でもレスポンスと言ったりします。
それで、ASMRって何なの?ということですが。
現在、ASMRに相当する日本語は、確立されていないそうです。ですので、ちょっとまどろっこしい表現になりますが、「脳に心地よい感覚」とか「ゾクゾクするような反応」という定義になるようです。
つまり、音に関して言えば、それを聞いて気持ちよくなる音、ということになるでしょう。
このASMRは人によって、感じ方がそれぞれで、「ASMR」というタグがついている動画(音声)にも、いろいろなバリエーションがあります。
気になる方は、YouTubeなどで検索してみてはどうでしょうか。気になる音が見つかるかも。
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