今日は、何気なく料理をしているときに、またモンゴル人のことを思い出したのでブログに書きます。
外国人の使うナイフの話。
海外旅行や海外に住んでいて、感じるのは、時々現地の人が使うナイフの切れ味が非常に悪いことです。
もちろんナイフ包丁をちゃんと手入れしている人もいますが、日本人ほどこだわっていないのかなあと感じることが多いです。
ゲストハウスに行って、共有のキッチンがあっても、ナイフを使うと切れない…。それで他の包丁はないかと持ち替えるわけですが、2番目の包丁も、またこれ切れない、笑。
私は海外に住んでいますが、こちらの人のキッチンに時々お邪魔しても、包丁の切れ味が悪いということはよくあります。
ちなみに、詳しくは書きませんが、数年前に日本で起こった殺傷事件の時、BBCニュースでも事件のことが大きく報道されました。日本に駐在しているBBC特派員が言うには「日本人は魚をおろすために、非常に鋭利な包丁をみんな台所に持っています」と。
まぁ、いいんですけど、確かに間違ってませんが(彼らの包丁はあまり切れませんからね)。彼らにしてみれば、日本人は鋭利な刃物持ち歩く危険な国民と言うイメージを持たれてしまったのではないかと思って、苦笑しました。
つまり何が言いたいのかと言うと、日本では普通だと思っている包丁の切れ味ですが、海外の国や場所によっては、同じクオリティーが期待できないと言うことです。
しかし、モンゴルに行った時に使ったナイフは、切れ味が良かったのを、今日はふと思い出しました。
モンゴルの小さな町で食パンを買った時のこと。食パンは切れていない状態で売られています。が、私たちはあいにくナイフを持っていませんでした。
それで、お店のおじさんにナイフを貸してちょうだいとお願いしたわけです。おじさんが取り出したのは小さなナイフ。しかしいざ使ってみると、切れ味がとても良い。さすが肉食系!
おかげで、レストランが一軒も見つからない(日曜日で全部閉まってた!)街で、食パンで生き延びることができました。しかも、文明的な薄切り食パンを食べることができたのは、あの切れ味の良いナイフのおかげです。おじさん、ありがとう…。