前にも書きましたが、私はバックパッカーの中でもかなり軽量級です。子どもと遠足に行くようなリュックサック1個で旅立ちます。なぜなら、重い荷物を担ぐのが嫌だからです。
しかし、最近は、どんなに軽くしようとしてもなかなか思うようにいきません。以前のような身軽系バックパッカーではなくなりつつあります。それは、ガジェットたちの性です…。
IT機器を持ち歩く旅人を軽蔑していた昔の自分
格安で海外旅行をしていると、ドミトリーやゲストハウスを利用することが多いです。そんなとき、世界中の旅行者と同じ空間をシェアすることが多くなりますが、その時に見かける風景として、やたらとIT機器を携帯している旅行者です。
スマホはもちろん、ノートPC、カメラ、充電器、三脚…。それらを大きなバックパックに詰めて移動するわけですから、かなり重いわけですよね。
空港の電気プラグがある場所には、そういったガジェット派バックパッカーが肩を寄せ合うようにしてPCやスマホをいじっている…。
そういった旅行者を、昔の私は一種軽蔑していました。だって、その姿はオフィスでパソコンに向かっている会社員や通勤電車の中でスマホをいじっている人たちと基本的に変わらないからです。
旅行に来てまで、そんなにパソコンにしがみついていなくてはいけないの?と思っていたわけです。
旅行が私の仕事場になった
ところが、ブログを始めてからというもの、旅行が私の「仕事」の一部になりました。旅行ブログを書いているからです。
そして、旅行の記録をブログにしたためるために、必要なものは、やっぱり「ガジェット」なんです。
普段はノートパソコンを持って行きますが、今回のモンゴル旅行は諸事情により持って行きません。その代りスマホだけでカバーできるように、できるだけの準備をするつもりでいます。
ガジェット女になりたくなかったが
もうね、そこは仕事と割り切るしかありません。
ノートPCは持って行きませんが、その代わりにスマホ(iPhone)のバックアップ用に、iPhone/iPad用のUSBメモリステックを購入しました。
そして、以前購入した、ポータブル充電器。スマホの充電が切れてしまったのに電気プラグが無くて充電できないときの予備バッテリーです。
それに加えて、スマホ自体の充電器、コンセントアダプター。それぞれは小さくて軽量ですが、集まると重いです。まあ、どれも小さいので、ジーンズなどのポケットに入れておけるというのが救いでしょうか。
そういうわけで、私も、空港で電気プラグを見つけたら、ハエが電灯に集まるようにソソと隣の旅行者と肩を並べる人になってしまったわけでした。