中華人民共和国において、政府による情報コントロールが、またさらに厳しくなってきたようです。
中国本土ではFacebookが禁じられていることはよく知られていますが、さらにWhatsAppへの取り締まりも始まった様子。
BBCニュースのビデオで、こんなニュースを見つけました。
WhatsAppでビデオメッセージがブロック
SNSの使用が制限されている中国本土において、WhatsAppはとてもポピュラーなコミュニケーションツールです。
しかし、WhatsAppにおいて、ビデオメッセージや画像の送受信ができなくなっているということです。
個人間の情報交換取り締まりへ
これは、「微妙なトピック(Sencitive Topics)」について、人々が議論することを取り締まることが目的だと推察されています。
「微妙なトピック」には、人権問題にかかわることも含まれており、これによって中国国内の活動家は、その主張をネットで自由に配信することをためらっています。
これまでは、グループ間での情報のやり取りを中心に取り締まってきた中国政府が、今後は個人対個人の情報通信にも介入してくるというサインかもしれない、という内容。
キーとなる単語
vunarable:脆弱
censorship:検閲
anonymously:匿名で
Orwellian:オーウェル的な;全体主義、管理社会(ジョージ・オーウェルGeorge Orwelは、英国の作家、ジャーナリスト)
intrusion:侵入
WeChat:中国発祥の無料インスタントメッセンジャーアプリ。中国語では「微信」
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