今回は、ちょっと愚痴話になります。
欧米系の航空会社のサービスが悪いことは有名ですが、旦那の出張のために予約したデルタ航空とKLMのコードシェアのカスタマーサービスが最悪であるという話。
欧米の航空会社のサービス
少し前にもアメリカ系の航空会社の乗客に対するサービスがひどいという話で盛り上がりましたよね。だいたい、日本的な感覚で言うと、欧米の航空会社のサービスはどこも似たり寄ったりです。
今回は、うちの旦那さんが出張のために予約したフライトが遅延した件で、カスタマーサービスに電話したら、その対応が最悪だったという愚痴です。
フライト遅延による乗継便変更
彼が予約したのは、午後6時45分発のフライト、デルタ航空とKLM(オランダ航空)のコードシェア便です。モントリオール発、アムステルダム経由で、イギリス、サウサンプトン行きのフライトでしたが、アムステルダムでの乗り継ぎ時間が1時間しかないという、けっこうタイトなスケジュール。
で、出発当日、正午ごろ、KLMからのメールが入り、アムステルダム天候不良により、モントリオール‐アムステルダム間のフライトが1時間遅れるとのこと。
アムステルダムで乗り継ぎが1時間しかないので、この時点で、乗り継ぎ不可能と言われているようなものですよね。
あーあ、という感じで、さっそくフライトのオペレーターであるKLMに電話。そのカスタマーサービスがなんとも粗末なものだったんですね~、ふぅ。
アムステルダムからフランス、ボルドー乗り継ぎ
KLM(オランダ航空)は、エールフランス系の航空会社のようです。オランダのフラッグ・キャリアです。
フライト遅延の通知メールに、記載されていたのが、ここのカスタマーサービスの電話番号だったわけで、さっそく彼はそこに電話しました。
ラインが混んでいたようで、待たされること約10分。
やっと、スタッフが電話口に出てくれたので、旦那は事情を説明します。モントリオール発が1時間遅れるので、アムステルダムからサウサンプトンへのフライトを変更したいということを伝えました。
話が通じて、代替のフライトを検索しますということで、待たされること約10分。
電話口のスタッフが提案してきたのは、アムステルダムからフランス、ボルドーへ行き、そこからサウサンプトンに飛ぶというスケジュール。
私も旦那も「えっ?」となりました。だって、アムステルダム‐サウサンプトン行きのフライトは、予約した便の数時間後にもあるからです。
なんで、ボルドーまで行かなくちゃいけないのか、訳が分かりません。ワインでも飲めというのでしょうか?
頭が悪いとしか思えない…
もう一度整理すると、うちの旦那の最終目的地は、イギリスのサウサンプトンという街です。で、モントリオールからアムステルダム経由でサウサンプトン行きのチケットを予約していたんですね。
それがおそらく乗り継ぎ不可能となって、KLMのスタッフは、アムステルダムから、ボルドーへいったん飛び、そこからサウサンプトンへ行けと言う。あらためてここに書いていても訳が分かりません…。
確かに、アムステルダムで次のサウサンプトン行きのフライトを待とうとすると、6時間以上待つことになります。
ボルドー行きのフライトは、それよりも待ち時間が少なくなるものの(ややこしいのでフライト時間まではココに記載しません)、結局サウサンプトンに着く時間は、大きく変わらないし、そもそも乗り継ぎが増えることで、荷物が行方不明になる可能性だって、乗り継ぎフライトが遅延する可能性だってある…。
ロンドン行きへの変更は不可能
じゃあ、サウサンプトンじゃなく、ロンドン、ヒースロー空港行きのフライトに変更してくれと言うと、そのスタッフは半ギレした感じで、うちの旦那に食って掛かるんですよー、おそろしい。
「もともと、あなたはモントリオール‐サウサンプトン行きのフライトを購入したんですから、ロンドン行きに目的地を変更するなら、チケットの買い直しということになります」
要するに面倒くさいから、旅行代理店を通してくれと言うんですね。しかし、残念ながら、このチケットを予約した旅行代理店の担当者はカンボジア人で、現在カンボジアのプノンペンで休暇中。しかも向こうは夜中…。
(ちなみに日本みたいに、担当者の代理の者なんていません)
それで、仕方なく、旅行代理店の彼のことは忘れて、二人(うちの旦那とKLMのスタッフ)でやり取りしようと、なだめてもう一度、フライトスケジュールの見直し。
最終的にはアムステルダムで8時間
結局、アムステルダムで約8時間の待ち時間になるけれど、その方が安全ということで、次の便のサウサンプトン行きをおさえてもらいました。
それで、何とかおさまったわけですが、そのカスタマーサービスの対応の悪さに、横で聞いていた私も気分が悪くなりそうでした。というか、相手が日本人だったら、私、キレてたと思う。
アジアの航空会社がどれも優れているとは言いませんが、もうちょっと何とかならないのか、と言いたいですね!