モンゴルに来て意外だったこと、モンゴル人がとても静かな人たちだということです。
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中国や北米など、大陸に住む人々には声が大きな人が多いという印象を持っています。中国人がうるさいという評判は、みなさんも聞いたことはあるのではないでしょうか。
特に田舎に住んでいると隣人が遠いので、自然と声を張り上げるのかなと考えていました。
でもこれだけのスペースを持つモンゴルの多くの人々が、とても静かに話すのを見て、「大陸=広いスペース=声がでかくなる」という公式は成り立ちません。
ミニバスに乗っても、耳が割れるくらいの大音量でカラオケをかけたり、モンゴル人同士が大声で喋っているという風景を見かけません。
ウランバートルの街でラッシュアワーでも人々は静かに歩き、渋滞の車もクラクションを鳴らす頻度が圧倒的に低い。
もしかしたら、彼らは伝統的に家畜に囲まれて過ごして来たからなのかも。
家畜相手にはあまり話す必要はないですからね。口笛などでコミュニケーションします。
また寒い地方に住む人は一般的に寡黙な人が多いとも言いますね。大きな口を開ければ肺に冷た〜い空気が入りますから。
モンゴル高原のように開けたスペースに住んむ人は視力がいいといいますね。もしかたら聴力にも優れているのかもしれません。そうだとすると、ますます大声を出す必要がないのでしょう。
モンゴルで内緒話をするときには注意が必要かもしれません。耳のいい人に聞かれているかもしれませんから、笑。
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