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【英文を読む】How To Become More Creative With Your Writing(独創的なライティングのための方法)を読むヒント(2)

昨日に引き続き、Ravi Shankar Rajan氏の書いた英文記事「How To Become More Creative With Your Writing」を読んでいきます。

 

プログラマーの方が書いている文章ですが、物書きの立場から見てもかなり読み応えがあります。今回は記事の後半部分になりますが、文章の書きだしと書き終わりの話になります。

 

「Start with a Question」つまり、文章の書き始めは、疑問から出発しようという提案です。

Much of life and blog posts are paradoxes, not answers. Starting with the answer first can be terrifying

 

paradox:逆説、パラドックス

日本語でもパラドックスといいますが、逆説とか背理と訳します。私もこういう内容を説明するのは苦手なんですが、「正しそうに見える前提と打倒に見える推論から受け入れがたい結論が得られることを指す」と説明されています。(分かりますか?)

 

文全体としては、人生もブログ投稿もパラドックスで満たされている。だから、いきなり「正当な回答」で始まる文章は危なっかしい...という風に話が進みます。

 

The question is a crucial first step in the creative process. It gives impetus to the article, focuses and orients readers.

 

impetus:推進力、動機

orient:~を正しい位置に置く、向ける

 

文章を書く時には、まず一つの疑問から書き始めてみるといいんじゃないか、と彼は言っているのですね。

orientには「東洋」という意味もありますが、ここでは動詞として使われています。

 

続いて文章の終わり方について。

 

Don’t tie it up too neatly. Don’t try too much. Often the story can end several paragraphs before, so find the place to use your red pencil.

 

neatlyは「きれいに」「整理整頓して」という意味です。文章の終わりをやたらと「きれいに」終わらせる必要はないと、言っています。

そして、文章をどこで終わらせるかを、いくつかのパターンを作って吟味せよ、と提案されています。最もふさわしい終わりの段落を「赤ペン」を手に見つけなさいと書かれていますね。

日本語でも「赤ペン」は校正者のシンボルとして使われますが、英文の世界でも同じみたいです。

 

Don’t tack on the story’s meaning. Don’t moralize at the end. Don’t preach that final hallelujah.

 

tack:びょうで留める、ここでは「on」を伴って「付け足す」の意味

moralize:道徳的にする、説教する、説法する

preach:説教、説く

hallelujah:ハレルヤ

 

物語の最後にその意味を付け足す必要はなく、説教をする必要もないという風に語っています。ハレルヤを説くな、と言っています。

 

Your last line is the first line that everybody remembers long after your story has been read.

 

私の好きな一文です。文章の最終の文は、読者がその文章を読んで記憶に残す最初の一文になる、だから、最後の一文にエネルギーを注ぎこめ!と言っています。

 

以上、英文記事「How To Become More Creative With Your Writing」を紹介しました。文章を書くために必要な要素がぎっしり詰まった、いい記事だと思います。もちろん、英語学習の素材としてもすぐれていると思うので、ぜひ、一読してみてください。

 

 

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