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【英語で読むBBCニュース】香港‐珠海間の海上橋が開通2018年10月22日

香港と中国、珠海をつなぐ橋が、数年の遅延ののちについに開通しました。香港、マカオ、中国本土を3つのエリアをまたぐ、世界最長の海上橋ということになります。

 

www.bbc.com

 

 

珠海は広東省南部にある都市で、マカオ特別行政区に隣接する経済特区です。日本人も多く居住しています。

 

香港から中国本土に陸路で行くには、深圳へ向かうのが一般的でした。深圳へは香港から電車が出ています。ただ、深圳から珠海へ車で移動するとなると、2都市間の距離は140㎞あり、今回この橋の完成により、いっきに香港からの移動時間が短縮できることになります。

 

橋の長さは約55㎞余り。2009年に工事が開始され、本来の予定では2016年に開通するはずでした。それに数年遅れてようやくの開通ということになります。通常であれは4時間かかる距離を、この橋ができたことで30分に短縮できると、記事は述べています。

 

現在は商業トラックやバス、ごく一部の私用車のみが通れるようです。タクシーは通行を制限されています。

 

橋は耐震性、耐台風性に建設されており、橋を横切って通過する船舶のために、橋を支える支柱の深さは最深6.7mにもなるそうです。

 

香港は中国に返還されたとはいえ、特別区に指定されており、マカオも同様です。このため、この橋は3地域の法律に準拠したものという点でもユニークなものと言えるかもしれません。

 

この橋の建設に関連して2か所のイミグレーションが増設されました。

 

この橋のおかげで珠海‐香港間の移動が容易になりそうですが、香港の地元民の中には、この橋の必要性に疑問を抱く声もあるようです。もともと、香港と珠海の間にはフェリーが通っていて、約70分で移動できます。そのうえ、橋をつなげる必要があったのかどうか…。

 

また、この橋の完成で、さらに中国本土との距離感が縮まったことに反感を覚える香港人もいるのでしょう。

 

この橋の安全性や利便性について、この橋がどんな風に物流に影響を与えるのか、今後の動きが気になるところです。

 

 

 

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